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「結膜炎とは?」
結膜は角膜(黒目)のふちからまぶたの裏側までを覆っているうすい幕で、白目の部分を眼球結膜、まぶたの裏側を眼瞼結膜といいます。 この結膜が細菌、ウイルス、花粉、ダニ、ハウスダストなどの原因で炎症を起こす病気を総称して結膜炎といいます。 特にウイルスによって起こる結膜炎は、人との接触により感染しやすいので人にうつさない様気をつける必要があります。
「コンタクトレンズが原因になる結膜炎とは」
最近コンタクトレンズ、特にソフトコンタクトレンズ装用者のアレルギー性結膜炎が増えてきています。 コンタクトレンズに付着した汚れに対するアレルギーや、コンタクトレンズと上眼瞼結膜炎との機械的刺激が原因となり、まぶたの裏にブツブツが出来る巨大乳頭性結膜炎を起こすことがあります。 この様な場合は、コンタクトレンズ゙の装用を中止しなければいけません。 目やに、かゆみ、かすみ、レンズがずれる、異物感があるなどの症状が起こったら、コンタクトレンズの装用を中止してすぐに眼科を受診する様にしましょう。
「大切なコンタクトレンズの定期検査」
結膜炎を起こした場合、コンタクトレンズを中止するのが最も大切ですが、実際に中止出来ない場合もありますので、日頃からコンタクトレンズの汚れ、フィッティングなどをチェックしていくことが大切です。 その為にも3ヶ月に1度定期検査を受ける様心掛けましょう。 又、コンタクトレンズケア用品も多くの種類が出回っていますが、自分のコンタクトレンズ、目に合ったケア方法で行う様、クリニックで相談することも大切です。
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「紫外線は年々増加している」
太陽からの光は波長によって、赤外線、可視光線、紫外線に分けられます。 近年のオゾン層破壊により、紫外線の地表への照射量は年々増加しています。 1年のうち、紫外線量が多くなるのは4月〜9月です。 また、1日のうちでは、午前11時から午後2時の間が最も多く紫外線を浴びる時間帯になります。 冬でも晴天の日中の紫外線量は夏の曇りの日よりも多い程です。 つまり、1年中太陽が出ている間は、常に私達は紫外線を浴びていることになります。
「紫外線の眼への影響」
紫外線は肌に悪影響を与えている事はよく知られていますが、実は眼にも悪影響を与えています。 白内障や角膜疾患を誘発し、波長によってはカメラのフィルムの役目をする網膜にも、黄斑部変性症という病気を引き起こす原因となります。 また、直射日光だけでなく、路面や窓ガラス、砂、雪などに反射した光も眼に悪影響を及ぼし、光誘発角膜炎(雪眼)などを引き起こすこともあります。
「紫外線対策」
眼の紫外線防具としては、UV(紫外線)カットのサングラスが一般的ですが、スキー用ゴーグルのような全面フルガードサングラス以外は、サングラスの端から光が直接又は反射して入るため、完全に紫外線をカットする事は不可能になります。 そこで、UVカットコンタクトレンズとつばの広い帽子、その上にUVカットサングラスをすればより効果的な紫外線対策となります。
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近年のスポーツ人口の増加、青少年の近視化によりスポーツ時にコンタクトレンズを使用する人が増えています。
目の中での破損、紛失といった事故も考え、又各個人の眼球や結膜の状態、必要とされる視力、使用する時間なども考慮し、それぞれのスポーツに適したコンタクトレンズ選びをすることが必要です。
「水泳などの水中スポーツ」
水中でのスポーツは出来る限り度付きの水中メガネを使用するのが望ましいと考えます。 特にスキューバダイビングの様な水圧がかかるスポーツでは、角膜障害の発生だけでなく、コンタクトレンズがはずれて見えなくなるというパニックも考え、コンタクトレンズは不適当です。 度付きの水中メガネを使用するのが良いでしょう。 但し度付きの水中メガネ作成にあたっては、少しの度数の違いでも水中では大きな歪みを生じますので、眼科専門医の処方箋で作るのが望ましいと考えられます。
「紫外線対策」
眼の紫外線防具としては、UV(紫外線)カットのサングラスが一般的ですが、スキー用ゴーグルのような全面フルガードサングラス以外は、サングラスの端から光が直接又は反射して入るため、完全に紫外線をカットする事は不可能になります。 そこで、UVカットコンタクトレンズとつばの広い帽子、その上にUVカットサングラスをすればより効果的な紫外線対策となります。
「球技」
テニス、野球など動体視力が必要なスポーツは、まばたきをした際のコンタクトレンズのずれの少ないソフトコンタクトレンズが適しています。
「スキー、登山など戸外でのスポーツ」
スキー、登山では角膜障害を起こす事もありますので、紫外線をカットするコンタクトレンズを使用するのがの望ましいですが、それだけでは完全に紫外線をカットすることは不可能ですので、更にサングラスやゴーグルで目を保護する必要があります。 紛失やコンタクトレンズのずれが少ない上風雪から角膜を保護する点ではソフトコンタクトレンズが適していると考えます。
「アーチェリー、射撃」
遠方の的をはっきり見る点から、視力矯正力の良いコンタクトレンズを選ぶ必要があります。 ソフトコンタクトレンズでも乱視矯正が必要な場合は、乱視矯正用のソフトコンタクトレンズが適しています。
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